連絡事項
連絡事項について
高根台団地自治会など、主に公共情報を共有します
広報たかね594号
ドンドン・ドド~ン たかね乱れ囃子が地域に育てられて35周年
これからもよろしくお願いしますドドーン・ドンドン。桜まつり、夏まつり、文化祭…高根台の行事はオープニングの太鼓で幕をあけます。太鼓を叩くのはおなじみ「たかね乱れ囃子」の皆さん。その「乱れ囃子」が結成35周年を迎えました。昨年の11月に開催された記念のコンサート。「寄せ囃子」や「屋台囃子」「木遣り・獅子舞」「夏祭り」「たっぽ」などの演奏を踊りや楽しいパフォーマンスでつないで会場は拍手喝采、素晴らしい舞台でした!「太鼓もなくてタイヤを叩いて練習、最初の頃を思うと隔世の感。それにしても乱れ囃子は本番に強い!」と会の座付き司会者?を長年務めている杉本恵子さん。ここで35年の歴史をさっと振り返ってみますと。結成のそもそもは、それまで他に依頼していた夏まつりの太鼓演奏を「自前でやりたいね」と言う声の高まり。そこで、自治会が呼びかけて参加者を募集、自治会役員や地域のお祭り好きが集まってスタートしました。「会のきまり」には、会員の資格としてこんな項目があります。「太鼓が好き、笛が好き、お祭りが大好きで容姿端麗、眉目秀麗(但し例外可)、品行方正(但し例外不可)な老若男女」。会は「タイヤサークル乱れっぱなし」とからかわれながらも順調に成長。この間、自治会は宝くじの助成を受けて太鼓を増やすなどして積極的にサポートしました。その後、メンバーが講習会に参加、信州伊那で「まつり工房」を主宰する北原永氏と出会い、指導を受けるようになって「乱れ囃子」は飛躍的に力をつけ現在に至ります。現在メンバーは、少数精鋭の10名。先の杉本さんによると、「祭りを訪ねる旅、太鼓の交流…乱れさんは人を楽しませ、自分たちも楽しむ。楽しむのがとても上手ですね」と。結成当初からのメンバーで会長の吉葉恵子さんも、「長続きのコツですか?皆で楽しく、コレに尽きますね。地域に育てられてきた私たちです。高根台の皆さん、これからもよろしくお願いします」。ハイ、パチリ、演奏会後に記念撮影。司会の杉本さん。黒2点の大地さん父子を含むオールスターキャストです。「乱れ囃子」では今、仲間を募っています。毎週、土曜日か日曜日、高根台公民館で練習中。
高根台の〝地域力〟を、新たなエネルギーに!
高根台団地自治会会長 石川 敏宏新年おめでとうございます。収束がみえないコロナ禍に加えて世界の各地で続く紛争、気候変動による多くの災害、そして又また起きた「政治とカネ」の問題…。昨年はその年の漢字の「税」に象徴される厳しい年でしたが何よりも堪えたのが物価の高騰です。「台所は火の車、何とかして!」「生活を守るまともな政治をして!」との声が沢山届きました。昨年5月、生活保護を打ち切られた居住者が、家賃の減免をうたう機構法25条4項の実施を求めてUR都市機構の理事長に請願書を提出しましたが、回答はまだありません。25条4項の早期実施は全国自治協の運動の重点課題でもあり、全国統一行動では自民党や立憲民主党との懇談会、国土交通省やUR都市機構への署名提出の際もその実現が要請されました。全国の仲間と共に「生存権としての住まいを保障せよ」と今年も国会や政府、URに強く求めていきましょう。昨年は4年ぶりに「秋まつり」を開催することができました。成功しましたが、祭りを支える自治会役員の高齢化や夜店を出すサークルも減るなどして、どこか寂しい感じがしました。もっと多くの個人や団体の力の必要性を強く感じました。これからは若い世代が中心を担うお祭りにする努力をしていきましょう。高根台地区の自治会・町会と住民の皆さんにも地区行事への積極的な協力をお願いしていきます。自治会がないところには結成を呼びかけ、まちづくりに共に取り組みたい。高根台では、民生委員、青少年相談員のなり手不足も深刻です。地域福祉、子どもの健全な成長をはかる取り組みも充実させましょう。福祉や子育て支援を他人まかせにしない高根台地域にしていきましょう。独居の高齢者の見守り問題や生活支援、災害対策などをふくめ、今年も課題山積です。居住者の皆さん、力を貸してください。
2023年全国公団居住者総決起集会
10万余の署名を国交省・URに提出12月6日、全国公団住宅自治会協議会(全国自治協)主催の「2023年全国公団住宅居住者総決起集会」が、東京の日本教育会館に99団地173名が参加して開催されました。集会の冒頭で基調報告をおこなった多和田代表幹事は9月におこなった「第13回団地の生活と住まいアンケート」の結果をもとに、居住者の高齢化・低所得化が進み「家賃負担が重い」と感じながらも、「公団住宅に住みつづけたい」との希望者は増え、URの賃貸住宅が住宅セーフティネットとして重要な役割をはたしていること。コロナ禍や物価高などで生活が厳しくなっている今こそ「家賃の引き下げと機構法25条の家賃の減免の実施」が急務であると訴えました。集会ではその後、各地方自治協の代表が、「25条4項の早急な制度化を」などの決意表明をおこない、活動方針が提案され、集会決議を採択。全国から集まった署名が集約され、要請団が署名をたずさえ国土交通省、UR都市機構に向かって終了しました。会場の都合で人数が制限されましたが、2023年の統一行動の締めくくりとなる、熱気にあふれた全国自治協の総決起集会。決起集会の模様は、今年もリモートで全国の団地に発信されました
「歌のつどい」や新スポーツ「モルック」
新しい活動が元気です!「広報たかね」の昨年の新年号、石川会長が「サークル活動を盛んにして自治会活動のエネルギーに」と提案したこと、覚えていますか。昨年の7月に誕生した「歌のつどい・みんなで歌おう」は、そんな流れの中で誕生。会費100円、毎月第3土曜日の午後2時からアートヒル集会所で開催されています。〝愛唱名歌〟をみんなで歌い、仲間になろうよ…とサークルを立ち上げたのは、民生委員の山内明さんと藤原千代子さん。6回目の12月の回は「クリスマス会」。前半は「お嫁においで」や「雪の降るまちを」などおなじみの歌を次々に歌い、後半はクリスマスソングや讃美歌を歌って、最後はお楽しみのビンゴ大会で大盛り上がり!時々音がはずれるヴァイオリンの伴奏がご愛嬌の山内さん、きれいなソプラノで参加者をリードした藤原さん、ご苦労さまでした。◆自治会の文化スポーツ部のメンバーが今普及に努めているのが、フィンランド生まれの新スポーツ「モルック」。個人、グループ対抗で、数字が書かれた的を倒し、50点がゴール。ただし50点をオーバーすると25点からやり直しとなり、年齢、性別、障害の有無に関わらず楽しめます。3月の「こどもまつり」に登場予定です。あなたもチャレンジしてみては!
広報たかね592号
ワッショイ わいわい お待たせしました皆さん!
秋まつりは満員御礼の大賑わい11月3日、午前10時、東集会所広場。ド・ドーンと乱れ囃子の太鼓が鳴って「ワッショイわいわい たかね台秋まつり」の開幕です。3 年ぶりのこの行事は、高根台団地自治会とサークル懇談会の共催。コロナ禍の中、「子ども達にお祭り体験を」と願う大人達が〝想い〟を寄せて動き、実現しました。開場前から人が集まり始め、イベントが始まる頃、広場は人・人・人。綿菓子やパン屋さんなど模擬店の前には大行列。集会所の展示コーナーや工作教室、「よりみち」のカフェも繁盛しています。この日の目玉は子ども達を対象にしたスタンプラリー。会場を回り、スタンプを5個集めると1回ガラポンができ、大当たりは可愛いテディベア、外れてもスナック菓子がもらえます。スタンプ係にはあわてん坊のサンタクロースも登場して大人気。秋まつりのもう一つの会場はステージ公園。こちらはベンチに座ってステージのパフォーマンスが楽しめます。ワッショイ、ワッショイと子ども神輿も広場から到着。飛び入りで、芝山高校のお兄さん達も元気にお手伝いしてくれました。盛りだくさんのプログラムは高根台で誕生した「高根台子ども音頭」の総踊りでフィナーレ。この日の参加者の多くは子ども達を中心としたファミリー層。笑顔が満開の楽しい一日でした。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!★写真を押すと拡大します。
サークル活動を盛んに
元気で明るい高根台団地を次世代に高根台団地自治会会長
石川 敏宏新年おめでとうございます。昨年もコロナの感染が広がり、自治会の行事のほとんどを中止せざるを得ませんでした。そんな中でしたが、75歳以上の方への長寿のお祝いに新米を添えてお届けしました。船橋市の松戸市長は、敬老対象者の年齢を80歳に引き上げ、昨年・今年度と敬老事業補助金を交付しませんでしたが、自治会は自前のお金で、75歳にこだわり、会員・非会員の区別なく贈りました。受け取った方からは、「コロナ禍で寂しい想いをしていたので、お祝いがとても嬉しかった」の声が沢山寄せられました。また、「秋まつり」を初めて行い、沢山の親子が集まり、活気溢れるイベントとなりました。成長の早い子ども達にとって、地域の行事は思い出深いものです。今年こそコロナの感染対策をしっかりとって、お祭りができることを願っています。高齢化が進む高根台団地。大きな課題の一つは自治会活動の担い手の確保です。今は激減していますが、かつては50を超すサークルが集会所を拠点に活発に活動していました。活動を通じて自治会とも接点ができ、役員を受けてきていただいたという経過があります。団地には様々な能力を持つ方が沢山います。囲碁・将棋、ハイキング、園芸、つり、カラオケ、歴史研究など、やりませんか。サークル活動を旺盛にして、元気で明るい高根台団地を次の世代に引き継ぎたい。こんな事を年頭にあたり考えました。2022年 全国公団居住者総決起集会開催
11万人の署名を国交省・URに提出12月1日、全国公団住宅自治会協議会主催の「2022年全国公団住宅居住者決起集会」が東京の日本教育会館に、地方自治協の役員など100名が参加して開催されました。集会には開会中の国会から立憲民主党、共産党の議員が駆けつけて連帯の挨拶を。基調報告を石川代表幹事(千葉・高根台)がおこないました。報告で石川幹事は、最近の「団地の生活と住まいアンケート」では、居住者の7割が年金生活者で、8割の居住者が家賃の負担が重いと答えているとし、○コロナ禍、物価高で国民生活は火の車、機構法25条4項「家賃の減免」は緊急の課題○25条4項は市場家賃に変わる際、居住の安定を目的に制定されたもの。国土交通省と都市機構がこれを実施しないのは法律違反○「住まいは福祉・住まいは人権」。今後も社会保障としての住宅支援を求めていく、と述べました。集会はその後、10の地方自治協の代表が「高家賃の引き下げ」「空き家の解消」などを求めて決意表明。今後の運動方針が提案され、集会決議案を採択。全国から集まった11万筆を超える署名が集約され、署名をたずさえて国交省、都市機構に向かう要請団が力強く決意表明をして終了しました。▲ 決起集会の模様は今年もリモートで全国に発信されました。写真は石川代表幹事の基調報告のパソコン画面。これも自治協の「新しい景色」と言えそうですご協力ありがとうございました国土交通大臣あて署名★215自治会68,811 世帯110,421 名★高根台団地1,204 世帯1,707 名
UR 都市再生機構理事長あて署名★215自治会70,672 世帯113,478 名★高根台団地1,249 世帯1,777 名高根台団地カンパ額584,795 円27万円は自治協への上納金となります242号棟・239号棟 居住者の声を受けて道路改修
「高齢者が多いのにあの道路は危なくて」。近隣の皆さんからそんな声が多く寄せられていた242号棟脇の道路。自治会が環境部を中心に千葉西住まいセンターとの交渉をかさね、新たにスロープが設置されました。スロープには、手すりや転落防止柵も設置されて、安心・安全な道路に生まれ変わりました。「これなら買い物用のカートを引いて歩いても大丈夫」とご近所の皆さん。ホント、良かったですね。もう1カ所、改良されたのは239号棟前のスロープ。この棟に車椅子でデイサービスに通う方がいるのですが、スロープの幅が足りなくて介護の方共々苦労している。こんな話を環境部の役員が聞いてきて、242号棟のスロープ新設の話し合い時に併せて拡幅を要望、実現したものです。皆さんの回りにもこんな所、ありませんか。自治会までご連絡ください。▲ 予算との関係もあるとかで要望実現まで時間がかかりましたが、スロープ新設の現場です
千葉・茨城自治協ニュース
1.2022年度千葉・茨城自治協の主要な活動日2022年度の主要な活動日程を7月7日開催の第1回役員会で下記のように決めました。(1).2022年全国統一行動に向けた学習交流会 9月21日(水)午後(2).2022年全国統一行動千葉・茨城自治協決起集会 10月15日(土)午後(3).一日学習会 3月4日(土) 午前~午後(4).囲碁・将棋大会 2月11日(土・祝)(5).地方議会・地元選出国会議員への要請。ブロックごとに取組み
2.専門部の活動始まる住宅環境部は7月21日第1回部会を開催 ①2022度の活動 ②UR東日本住宅本部との定例懇談要望 ③第13回「団地の生活と住まい」アンケートの修繕項目等を議題について協議しました。各自治会からは、自治会が抱える住宅環境の諸問題や、2022年度のUR住まいセンターとの懇談「要望書」が持ち寄られ情報交換が行われました。
広報部は機関紙ベランタNo.187号発行に向けて企画会議を開き掲載記事の検討、取材を行い発行の準備を進めています。
各専門部は各部の目的、活動方針に添って各自治会で抱える問題や課題を持寄って話合い、改善に向けて協議し、各自治会の活動に反映させるとともに、千葉・茨城自治協全体の活動としてUR都市機構、国土省、国会、地方自治体に対して改善改修を求める取組みを行い、各団地の安全・安心・快適な住環境人間性豊かなコミュニティを促進することにあります。コロナ感染に注意を払いながら頑帳りましょう。
3.高齢者の日常生活をサポートする UR生活支援アドバイザー団地は高齢化と人募らしの高齢者が増え、いろいろな悩み事を抱えて彩らしています。
生活支援アドバイザーは、受持ち団地の高齢者の見守り、安心コール、高齢者向け制度の案内、相談事の受付等を行い、行政、自治会包括ケアセンター、民生委員、医療機関 福祉団 体などと連携を図り、高齢者が住み慣れた団地に住み続けたいと言うニーズに応えるため活動 しています。
べらんだ№187 2022年8月1日
2022年8月1日
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広報たかね590号
1.第65回定期総会5月30日(月)、高根台公民館講堂で高根台団地「第65回定期総会」が開催されました。コロナ禍もあって、総会は一昨年、昨年と「書面評決」でおこなわれ、対面方式での開催は3年ぶり!開始前の会場では、「久しぶり!」「お元気?」など、挨拶を交わす姿があちこちで見うけられました。総会は、議長に山内明さん(21号棟)、石井五十鈴さん(270号棟)を選出し、出席53名、委任状574通で成立(成立要件は委任状を含み会員の3分の1以上の参加)。冒頭のあいさつで石川会長は、コロナ禍でも地道に続けた自治会活動、特に住民の声を受けて東地区で実現した「移動スーパー」を紹介。問題点として、高齢者の孤立死をとりあげ、ご近所との関係を再構築、安心して住み続けられる高根台を目ざそう…と呼びかけました。第1号議案の活動報告で石川会長は、「人気がある」という理由でアートヒル募集家賃が引き上げられたこと、高齢者、年金生活者が増える中で高根台では年間20件が家賃の滞納で裁判の対象になり、全国統一行動の重点項目になっている家賃減免をうたった機構法25条4項の実施が緊急の課題だと報告しました。その後、太田副会長と小池事務局長が、公団駅前広場の整備事業が動きだしたことやコミュニティ・サロンの活動、中・東地区の共益費値上げ、結露とカビの問題など、修繕を中心としたUR都市機構への要望書提出の活動などを報告。決算報告、会計監査、報告、質疑を経て第1号議案が拍手で承認されました。第2号議案の活動方針では、機構法25条4項の 取り組み、健康寿命サポート住宅や介護補助金制度の導入などをふくむ活動方針を石川会長提案。2022年度予算案、役員とともに拍手で承認されました。コロナ禍、ウクライナ情勢、円安による物価高などの厳しい情勢の中で、新年度の活動がスタートしました。課題は山積していますが、質疑では会員さんのこんな発言がありました。「活動の基礎の会員拡大。私たちも自分の住む棟で非会員の方へ声かけをしませんか」。自治会への入会の呼びかけをあなたも!ご協力、よろしくお願いいたします。
2.千葉・茨城自治協総会千葉・茨城公団住宅自治第会協議会の第43回定期総会が、6月4日、千葉市花見川団地旧第五小学校で開催され、22団地61名の代議員と役員など計92名が参加しました。総会は、2021年活動報告、決算、会計監査報告、2022年度活動方針・予算案役員の選出をおこない、審議の結果、賛成多数で採択されました。また、石川会長が今年度の会長に選任されました。6月19日には、全国公団住宅自治会協議会の第49回定期総会が東京の日本教育会館で開かれ、北海道から九州まで、88団地の自治会代表と自治協役員ら111名が参加。総会では審議の末、全議案を賛成多数で可決。機構法25条4項「家賃の減免」実施を、公団住宅の売却・削減・統合に反対を内容とする決議文を採択して散会しました。石川会長が代表幹事に選任されました。
3.「介護補助金制度」今年度、自治会は福祉活動の一環として、「これで安心介護補助金制度」の活動に取り組むことになりました。この制度は、特定非営利活動法人(NPO)シエン・ステムズの理事長、四野見喜久男さんが開発したもの。介護保険で、同社の推薦業者の福祉用具のレンタルを利用すると、月1.000円、年間で1万2千円の商品券の補助が受けられます。補助は他に、○介護認定見舞金―要介護認定時に2.000円の商品券○病気で入院・退院時補助金―交通費の補助として3000円分の商品券○車椅子の無料貸し出しとなっています。実はこの制度、自治会とシエンシステムズが協議して、2006年にはスタートしていました。しかし、自が建て替え問題の渦中にあり、加えて当時の制度は福祉用具をレンタルした場合にだけ給付がある単一制度だったため普及せず、休眠状態のまま現在にいたった経過があります。
4.役員紹介の写真について普通、新年度の役員紹介の写真は第1回の運営委員会の後に撮ります。しかし、今年度第1回の会議の時、石川会長は親戚にご不幸があって欠席。やむなく、第2回運営委員会時の撮影となりました。この日の会議では冒頭、会長を講師に「公団住宅をめぐる情勢と自治協活動の歴史」について学習しました。新しい役員、経験の浅い役員が増えています。「智は力」。活動の初めにあたり、行政改革の嵐や民営化論の高まりなど、さまざまな困難の中で、公共住宅としての公団住宅を守りぬいてきた自治会と全国自治協の歴史を学ぶことからスタートしたのです。全国自治協の代表幹事で、私たちの運動の理論的支柱でもある多和田栄治さんは、今年度の自治協総会資料の冒頭でこう述べています。「私たち公団住宅居住者一人ひとりはもちろん、自治会組織のまえには難問が山積しています。しかし、他方で、自治協60年と各自治会での活動の歩みと実績をふりかえるとき、先行き不安ばかりでなく、翌日からの活動への確信もよみがえってきます。その根拠は、私たちがきずいてきた活動の最大の成果でもあります。第1に「各団地に自治会、地方と全国に自治協組織をつくってゆるがず」、第2には、「公団住宅を公共住宅として守ってきた」ことです。現在の私たちの住まいを守る活動は、この二つの土台を足場にしています」。役員、一同、今年度も頑張ります。
5.役員写真前列右から小林昭二さん(文化スポーツ部部長・209棟)、守屋順子さん(福祉厚生部部長・1棟)、石川敏宏さん(会長・組織部担当・19棟)、杉本恵子さん(副会長・福祉厚生部・子ども部担当・185棟)、藤原千代子さん(財務局長・組織部部長・事務局・228棟)、山﨑宏美(環境・防災部部長・8棟)。中列右から角田睦子さん(環境・防災部・20棟)新田哲夫さん(環境・防災部副部長・200棟)、広田紀代子さん(福祉厚生部・6棟)、宮本美枝子さん(福祉厚生部・22棟)。後列右から井上幸夫さん(文化スポーツ部・4棟)、海老沢茂徳さん(福祉厚生部・242棟)、小泉孝さん(環境・防災部・176棟)、沢田洋二さん(子ども部部長・14棟)、小竹文男さん(組織部・177棟)、小関文明さん(文化スポーツ部副部長・22棟)、佐藤久美子さん(子ども部・273棟)、安藤啓子さん(文化スポーツ部・14棟)。円内は小池芳子さん(事務局長・広報部長・文化スポーツ部担当。16棟)。
6.北極星 19号棟石川敏宏アートヒル集会所前の花壇が草ぼうぼうで気になっていた。団地の顔ともいえる集会所は多くの居住者が利用する。私は宣伝活動で芝山団地を時々訪問するが、集会所の花壇はきれいに手入れされている。「アートヒル集会所花壇に花を植えよう」と相談したが、なかなか良い返事がない。それなら思いついた者がやるべしと決意した
6月に、花の種を購入、我が家のプランターに植え、水やり。7月の初めには、花が咲き始めた。花壇に苗を移植だ。自治会からスコップ、ツルハシを借りて作業開始。笹やぶは、しぶとく、スコップでは地下に張りめぐらされた笹の根は取れない。それではとクワとカマを購入し作業のやり直し。3時間づつ、3日の作業でやっと植え替えが出来た作業中、声をかけていってくれる方がいる。「毎日散歩で通るが、花が咲いて明るくなって良かった。」「ご苦労様大変ですね。」という近くの方には「毎日、水やりが必要ですが。お手伝いしていただけないですか」というと聞えなかったように去っていく。「ベランダに鉢が二つあり、処分したいがどこか教えて欲しい」など対話もできた。園芸が地域の人との結びつきをつくるんだ。「この花壇を一緒に作りませんか」の看板を立て、花好きの人と交流をつよめ、コミュニティ力のアップにつなげていきたい。
7.介護保険補助金制度Q&A再スタートする「介護補助金制度」についての四野見さんとのQ&Aです。Q.NPOシエン・システムズってどんな会社ですか?介護補助金制度を軸に高齢者の生活支援を行う「仕組み」を作ろう!が目標です。「住民の新しい絆を福利厚生制度を接着剤にして作りだす」という地域の新たな仕組みづくりに取り組んでいます。Q.介護護補助制度を始めたきっかけは?当社の営業から、年金が少なくて月2.000円の電動ベッドも利用できない高齢者夫婦の話を聞いたんです。私の前職は生命保険会社。医療保険に同じような保険給があるのを思いだし、その仕組みを介護保険に応用すればいいんだ!と。こんなきっかけで開発がスタートしたんです。Q.この制度はすぐに広まりましたか?「介護で補助金が受給できる?うさん臭い制度だな」「創立したばかりの団体は信用できない」などなど。日本で初めての介護補助金制度を誰も相手にしてくれませんでした。連敗が続きくじけかけた2002年、保育士の全国組織(福祉保育労共済会)の理事長が、「こんな制度を作りだしたのはお前たちが初めてだ、応援する。日本中の高齢者のために一緒に広げよう!」と言ってくれて、動きだしたんです。Q.高根台団地との付き合いも15年以上になりますね。高根台団地には労協の杉本さん(現副会長)の関係で提案させてもらいました。すでに制度を利用していた千葉土建で見学や聞き取りをし、協議を重ねて、2006年の秋に「介護給付制度」がスタートしました。その後、経済産業省の「高齢者の見守り制度調査事業」に当社が選ばれ、調査活動もさせてもらいました。Q.「黄色いハンカチ」コミュニティサロンも一緒にやってますね。2012年に当時の野田首相がURを視察しUR千葉支社に対し、「見守り制度を作ってほしい」と要望しました。そこで千葉支社の若手を中心に「UR団地高齢者見守り制度構築」プロジェクトチームがスタート。浦安保健所など関係機関との調整後。2年後の2014年に、自治会と支援・システムズ、それにサポート組織のささえっこ高根台が加わって、13号棟の陽だまりサロンに、「黄色いハンカチ」をオープンしたんです。Q.ところで補助金は誰でももらえるんですか。はい、自治会の会員とその3親等の親族ならば誰でも対象となります。また親族なら団地に住んでいなくても関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)在住なら対象となります。自治会に加入していなくとも、自治会への加入手続きをすればスグ対象となります。Q補助金の申し込みはどうすればよいのですか。申し込み書、制度の手引書が自治会事務所においてあります。申し込み書を提出していただければOKです。不明な点とかくわしいことは、NPOシエン・システムズに相談電話の窓口を設けていますので、そこに電話してください。■主 催:高根台団地自治会
■お問合せ:NPOシエン・システムズ
■所 在 地:103-0014
東京都中央区
日本橋蛎殻町2-14-3 3F
■電 話: 03-3639-3515
■無料電話:0800-888-5420
■F A X : 03-3639-3412
■受 付:月~金 10:00~16:00
■定 休 日:土/日/祝日
四野見喜久男さん紹介
- 1954年宮城県石巻市生まれ。福島大学卒業後、1978年 朝日生命保険に入社。2000年の介護保険発足時に独立。介護補助金制度発案。千葉土建、国公共済会、全労連共済会などに提供。